
オランダにBikeFlipというスタートアップがあります。
彼らが掲げているのは
子どもは成長するけど、自転車は成長しない。
Children grow. Bikes do not!
です。
言われてみればとても当たり前の事なのですが、逆にこんな当たり前の事をなんで気づかなかったのだろうとつくづく思います。
子どもはあっという間に大きくなります。
という事は、自転車はあっという間にサイズアウトします。
そうなると、また新しい自転車を買う必要が出てきます。
しかもサイズアウトした自転車はちょっとしか使っていないので、もったいない状況になります。
そんな事から、彼らBikeFlipは、子どもの自転車のサブスクサービスを始めました。毎月定額料金で利用する事の出来る子どもの自転車です。
自転車がサイズアウトする時には、それをBikeFlipに返却し、別のサイズのあった自転車を借ります。
借りて・返す事によって、買って・廃棄するというプロセスを無くし、結果、無駄な生産・無駄な廃棄が削減できます。
ワタシは、自分自身が子どもから大人になり、子どもも育てて今に至りますが、「子どもは成長するけど、自転車は成長しない。」と思ったことがありませんでした。
サーキュラーエコノミーに触れるようになって、サーキュラーエコノミーの視座に立つようになり、見える景色が変わったように思います。
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