子どものスマホの機種変更する為に家電量販店に来ました。
スマホの機種変更…つまりスマホを買いに来たわけです。

電気屋さんの提案は次ような感じです。
(i-phoneユーザはお馴染みだと思います)

本体:109,758円
割引:38,500円
お客さま負担額:71,258円

そして、最初に24か月は毎月240円を払えばよい
さらに、24か月後の残債65,736円は、端末を引き渡せば免除
もしそのまま使いたい場合は、残債を24か月で分割して支払い可能

との事です。

サーキュラーエコノミーの視座に立って眺めると面白い景色だなと思います。

【レンタルの景色】
まず2年後に端末を引き渡す前提で考えれば、毎月240円で24か月でレンタルした事と同じ行為になります。
2年後に回収した端末を再整備(リファービッシュ)して、メーカー保証付きの中古品として販売が可能になり、サーキュラーエコノミーとしては、1つのモノが人から人へ渡っていく流れになります。

【リセール(買取・再販)の景色】
購入した端末を最初の2年間は240円分割払いして、2年後にメーカーが買い取り。一度所有した端末を2年後に販売できる先が決まっていて、かつ金額も決まっている。そんな買取サービスになります。
その後は、レンタルと同様に2次流通で展開していけばとてもサーキュラーエコノミー的です。

実際には、スマホを買いに行ったし、スマホを所有しているわけですが、でもどこかレンタルっぽい感じの仕組みになっています。おもろしいのは、実質レンタルなのに「所有感」がある事(まぁ、実際に所有しているのでそうなのですが・・・)

レンタルに足りないものは「所有感」です。
その「所有感」を持ちながら、実質的にレンタルな仕組み

仕組みとしては、新しい仕組みではなないですが、視座を変えてみると面白い景色だなと思いました。

そんな事が、身近な事でも沢山ありそうです。同じ事象なのに視座を変えたら違って見えてくる・・・😊

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hishiki