
周りからどう思われているか、周りからどう評価されているか
それは相手の課題である・・・とアドラーさんは言っています。
普通に過ごしていると、自分が生み出した結果により、こう思われてしまった、こう評価されてしまった、と思うのが当然の見方ですよね。
でも、アドラーさんの視座で観える景色は違います。
相手がどう感じるかを解決する(=コントロールする)事は不可能・・・と観えてるんですね。
相手が自分の事をどう思うかって、人それぞれだし、何をきっかけにそう思ったのか、そう評価したのかは知る由がないです。たまたま相手の悪い状況と重なった時に、自分で出会って印象が悪かったとか、逆に、相手がとても気分の良い時に出会ったので、良い評価になったとかもあり得ますし・・・。
そして、もしその相手の悪い印象を変えようとして、自分がどう変えようとしても、変わるのは相手・・・、つまり相手がどうにかする課題であって、自分の課題ではないって事になります。
という景色が観えているアドラーさんは「自分と他者の課題を分離しよう」と言っています。
自分は自分、他者は他者。自分を変えられるのは自分であり、他者を変えられるのは、他者となります。
確かに冷静に景色を観るとそりゃそうですね。
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